9/3(土) 暮らし相談デスク 【ものを飾りたくなる壁の仕上げ】

ものを飾りたくなる壁の仕上げ
8月いっぱい店舗営業はお休みさせてもらっています。週末来店をご予定くださったお客さまにはご迷惑おかけしまして申し訳ございませんでした。

店舗営業は9/2(金)からスタートです。9/3(土)は「暮らし相談デスク」です。今回の住まい相談テーマは‘ものを飾りたくなる壁の仕上げ’について。入間市の設計事務所「独楽蔵」の設計士長崎さんがREFACTORY antiquesの店内でリモートワークをしながら内装の壁仕上げについて、方法や予算などわからないことを気軽に相談できて答えてくれます。
暮らしのブーケを提案するフローリスト、ラモンターニュさん
あわせて入間市のフローリストLa.montagneさんが提案する季節の暮らしブーケと、
器コーディネーターの伊藤唯さん
器コーディネーターの伊藤唯さんがテーブルを彩るあれこれを紹介してくれます。
内装塗装前下地
内装塗装仕上げイメージ
和室を洋室に変えるリフォーム
中古物件であれば、部屋の仕上げはだいたいクロスや板張りなどが多いと思います。どことなく和風な要素が強くて、間仕切りが多くて少し重たい印象をうけることもしばしば。そんなときは思い切って壁をなくしたり、塗装しなおして印象を変えたり、和室を洋室へリフォームしたりすることで好きな家具や雑貨が活きる、これから住みたいと思えるインテリアに変わっていきます。

ものが飾りたくなる壁の仕上げを考える
クロスを剥がすと石膏ボードや躯体がでてきます。途中経過で持ち物を並べて部屋の印象を確かめることはむずかしいので、リフォームする前にある程度計画を決めていかないといけません。

壁の塗装色選び
ペンキ仕上げの場合、色見本と塗ったときの印象が思ってたのとちがうとなることや、艶選びもメリットデメリットがあるので、注意が必要です。塗装屋さんはお客さんや業者さんから指定された塗料を塗っていくことが仕事なので、仕上がりの印象については経験値がある信頼できる人に相談するとよいかもしれません。白は白でも光が入る空間ではさまざまな見え方をするので、自分自身が好きな感じを共有しながら工事を進めていきたいところです。
塗り壁仕上げ種類。モールテックス仕上げ
僕は自然素材のものや、ヴィンテージ家具を扱っているのでそれらが活きる内装工事の相談を受けることがあります。以前マンションリノベーションのお手伝いをさせてもらった方は、好きな家具や古道具を集めていくうち、だんだんと住まいの印象もそれに合う雰囲気に変えていきたいと思うようになりました。お子さまが家を出たことを機に思い切ってこれから住みたいと思える内装にリノベーション。内装仕上げについては、REFACTORY antiquesで風合いや印象を決めさせてもらいいっしょに好みの住まいを作り上げてきました。
施主自ら塗装に参加
今は施主の方と親密に、ときに内装に参加してもらいながら工事を進めていけるような柔軟な考えも増えてきたと思います。僕が内装工事をするときも、いつもお願いしている業者さんとチームになって現場を進めていきます。僕が大切にしていることは、仕上がった内装で気持ちよく住み続ける施主の方の暮らしのシーンが想像できるかどうかです。みんなとコミュニケーションをとっていくことで、人柄や希望がよりよく理解できていくので、そういう時間が持てて接せられるくらいの規模感で工事できることが理想です。

空気感が変わる和室のリフォーム
中古物件のリフォームでも新築でも、壁の仕上げについてはあれこれ悩むことがあると思います。広い面積に対してすべてではなくても、ここだけは力を入れて仕上げたい!と考えることもできますので、インテリアが楽しくなる壁の仕上げについて、いっしょに考えていきましょう。

キャニスターを飾りたくなる躯体表しの仕上げ
部屋の印象が変われば、今まで持っていた家具や雑貨たちの見栄えも変わり、部屋のいろんな部分がディスプレイスペースになっていきます。飾りながら実用するひとつひとつのアイテムは暮らしを彩り、個性として空間を楽しませてくれます。

まだまだ暑い日が続いていますが、これから涼しくなってくると模様替えと合わせて衣食住がより楽しくなってきますので、この機会にどうぞお立ち寄りください。

よろしくおねがいします。
9月の暮らし相談デスク