
先日の東京蚤の市ではREFACTORY antiquesのブースも楽しんでいただきありがとうございました。
買い付けの話や、内装の話など皆さまに見ていただけているんだなって驚きつつも、
そんな話を交えながらインテリアの話、住まいの相談など
いっしょにできて楽しい2日間を過ごさせてもらいました。

7月から主に一人体制で仕事をしているのですが、
その間お客さまや関わる皆さまに支えていただきながら活動を続けさせてもらっている気持ちです。
‘人手が必要なときはいつでも声をかけてください’と、イギリス買い付け中に植物の面倒を見ていただき、
買い付けで約1か月店を閉めていた際は、近隣の方が飛んで寄ってきて
‘ずっと閉まっているから心配していた’と、
そして蚤の市でもそのような労いの言葉を皆さまからいただき、
店とお客さまという立場や関係ではなく、個人として人や地域と関わりを持って
仕事させてもらっているんだと実感させられます。

できるだけ希望や期待に応えたいと、プロとして自覚や責任は持ちつつも、
至らない部分で迷惑をかけてしまったり、また理解していただいたりと
手前のことで定まらない歯がゆさをつくっているのですが、
僕自身は月並みでいられる事や、日常の中で些細な事を楽しく、美しく感じられている事が望むことです。
梅雨入り前に木部にペンキを塗ったり、過ごしやすい季節に網戸を洗ったり、季節の旬を楽しんだりと、
季節やその年に備える計らいを気にかけて過ごすことを大切にしたいです。
その気持ちの延長線上に暮らしの身近な事を整える家具のメンテナンスがあり、
それに纏わることをライフワークにしたいと活動しています。

そのようなことで僕の住む町やその近隣、またこの活動に目を向けてくださっている皆さまへ
少しでも一人一人に対して役に立て、解消の手助けができるのならば僕はそれが本望です。
何事も一つ一つゆっくりな事にはなってしまうかもしれませんが、着実に形にしていきたい思いです。

しばらく自らの住まいの事も気を回さずにやり過ごしてきたので、
そろそろどうにかしたいとふと立ち止まって考えています。
雨漏りをどう直そうか、水回りをどう使いやすくしよう、床材はなにを張ろうかと、
そんなことを考え、手を動かす時間もREFACTORY antiquesにとって何をどう活かし、
どう繋いでいくか、これから生きてくることだと思います。
年末に向け、益々スケジュールを確認の上と面倒をかけていますが、
そうゆう事も含めてREFACTORY antiquesは楽しい!って思ってもらえるように、
すべてが繋がるように成長していきたいです。