秋のはじまり、栗じかん

日高市栗拾い栗の産地としても有名な、飯能のとなり町日高市で元栗農家さんの畑で栗拾いをさせてもらいました。
栗農家さんの栗畑
LIFE creatorsで空き家の有効利用や、町の資源の有効活用の取り組みを発信している中で、関わりある方からやめた栗畑がもったいないからどうにか活かせないかとお話がありました。
秋の味覚を収穫する
畑のまわりをみんなできれいにする代わりに、栗を採らせてもらう約束をさせてもらいました。
日高市里山の風景
旬な時は楽しい栗拾いですが、生業として畑を管理する場合、広大な敷地を年に何度も草刈りして、木の手入れも続けていくのだから途方もない作業だなと思います。それを90過ぎの方が去年まで維持管理していたと聞いて驚くばかりです。

剥かれた栗、剥きやすくなった栗、食べやすい栗、ある程度加工された状態で購入したことはあっても、イガ取りから未処理のものを仕込みしていったのは初めての経験だったかもしれません。
日高市の栗
一粒一粒が大きくて立派な栗。

近隣の知り合いの方々も協力し合い進めた栗拾い、僕は硬い殻の剥き方も最初はよく分かりませんでしたが、手慣れた方は農具でかんたんに手際よく処理。
渋皮煮の仕込み
あっという間に渋皮だけ残りきれいに向けました。

栗ごはんの仕込みをしたので、渋皮はナイフなどできれいに削りました。

1人でするには地味な作業ですが、大勢でその時間を楽しみながら進めたらあっという間に楽しい時間が過ぎていきます。


インテリアの仕事をしていて思うのです。暮らしを整えるために家具を見直し、居心地を良くしていってもらうことも家づくりの楽しみですが、暮らしの中で起こる季節季節の団らんが本質的な心の豊かさをよりつくってくれているんだなと。

インテリアの仕事を考えたとき、そういう時間まで提案できたらいいなと思い、9/11(土)は、REFACTORY antiquesに収穫した栗も並びます。

ご家族でぜひたのしいひとときをつくってください。