「つないで紡ぐあたらしい衣類」
飯能の原市場にあるセルフリノベーションでつくったコミュニティスペースHARAICHI。主催の五十嵐さんは古民家の改修をコツコツ続けて、多くの人が集う場所を作り上げてきました。
建物の中にあるカフェでは畑で採れた旬の食材を活かして料理をつくっています。おすすめできる食品は量り売りなどで購入することもでき、健康で安心な暮らしをシェア。
多彩で努力家の五十嵐さんはもともとファッション業界で活躍していたデザイナーでもあります。今まで目標にしていた地域を耕す活動も同じ方向を見てくれる仲間が増え、ひとつひとつ実現してきた夢に、もう一つの希望が湧いてきました。
古民家のリノベーションでは積極的に廃材や建物を取り壊したときに出た建具などを活かして、理想とするカタチをつくってきました。衣類も集めた生地で制作することはできないかと、デザインしてきた経験を活かしたいと思うようになりました。
集める生地は“自然素材”。質は気に入っているけれどサイズが合わなくなってしまったり破れてしまったり汚れてしまったりした、好きだけど使わなくなってしまったようなもの。大切にしたいと思えるようなものは、素材として活かすことでこれからもまた大切にしたいものになっていくと考えました。
REFACTORY antiquesでも同じ気持ちで家具や雑貨を掬い出し、レストアしたりリメイクしたりしています。僕は様々な素材と向き合っていますが、生地をあらたに活かす技術はあまりありません。だからそこは五十嵐さんへ託し、REFACTORY antiquesでも素材になる生地(衣類など)を集めたいと思いました。
今回の企画展『青の記憶』から営業日に回収ボックスを設置します。会期中素材をお持ちいただいた方への返礼品も考えました。先日僕が借りている土地でタケノコが出ていたので、その日朝採りしたものを返礼品として差し上げます(数量限定)。
またHARAICHIさんからはハライチナチュラリアで採れたハーブを活かしたミックスハーブの手作りティパックを差し上げます。
タケノコは灰汁抜きなど手間がかかりますが、季節仕事を楽しんでやってください。素材の回収はHARAICHIさんでもやっていますので、気軽にお声がけください。
継続的に続けていきますので、何かありましたら気軽に問い合わせてください。
よろしくおねがいします。