ごあいさつ
飯能市中山にある小さなお店ӧmatsuです。
omotenashi ( カフェ )
oyatsu ( 焼き菓子 )
oiwai ( 水引雑貨 )
の活動をしています。
中学生の頃から漠然と‘お店’がしたいと思っていた。
大学卒業後、パン屋でアルバイトしたことがきっかけで
アイシングクッキーと出会い、
そこで初めて自ら作ったものを販売する喜びを感じることができたと松本さん。
オーダーをもらう際に結婚式のプチギフトが多く、
和装の結婚式のときに水引でラッピングできないかと言われた事が
きっかけで水引のラッピングと出会う。
今まで焼き菓子を作っていた場所が使えなくなるタイミングもあり、
伝統的な素材の水引をもっと深く理解してみたいと思うように。
水引雑貨の制作を始め、イベント出店をきっかけに本格的に作家活動に取りかかる。
飯能との出会いがそれらを一つに繋ぎ、念願であった‘お店’を始める事に。
結婚を機にいつか自然の多い環境に住みたいと思っていた。
子供が生まれたことでよりその想いが強くなり、
都内に通うご主人の通勤圏内と自然環境が多い場所を探すように。
もともと飯能は縁のない土地であったが、
友人が飯能に引っ越し、その友人の勧めで飯能を見に行ったとき、
心にピンと来て移住を決断。
すっきりとした外観と、和む雰囲気を取り入れた店内。
飯能の小高い住宅街の中に店舗のような佇まいの住まいを作るために
三角屋根をモチーフにした住居兼カフェを新築。
1階にカフェスペースを設けたことでスペースの取れる2FがLDKに。
解放感ある窓が飯能の借景を楽しませてくれる。
地元が新潟の松本さんは飯能に引っ越してきた第一印象を、
地元に戻ってきたような安心感があったと話す。
ご近所さんが近くにいて野菜を分けてもらい、自治会やお祭りに参加できる、
都内の生活では感じる事がなかった人との繋がりの
ありがたさや温かさをあらためて感じる機会になった。
週3日のカフェ営業、残りの平日は制作活動、週末にイベント出店など、
目が届く範囲の事を自らの力で形にするのに今が一番ちょうど良いと感じている。
発信拠点ができたことで自らが思い描く事を形にしている。
カフェでは地元のものをできるだけ使いたいと思い、手探りで地元のものを開拓。
コーヒーのオリジナルブレンドは地元のコーヒー屋さんで作ってもらっている。
食材やもの選び含め、同じ意識の人たちと出会う事であらたな発見が生まれ、
今も地域との繋がりは広がり続けている。