照明リメイクプロセス

経過の状態も美しい松本民芸家具の照明
先日、信州松本で造られた民芸の照明が大量に入荷しました。ヨーロッパのステンドグラス照明のディテールを日本なりに解釈し、日本の文化と伝統技術を取り入れた、シェードに和紙が貼られた和洋折衷なスタイル。フレームには高級材の一つミズメ桜が使用され、深い奥行きある木肌と木目には高級感があり、組み木も繊細です。
松本民芸家具の照明が大量に入荷しました
こちらの照明はもともと料亭で使われていたもので、オーダー特注品のデザインになっています。通常電球は1~2灯のタイプとなる所こちらは4灯タイプ。ほとんど間接照明に近い採光になりますが、電球を4灯とする事で、光の広がりがより感じられるものとなっています。

入荷した足ですぐに加茂さんの元へ向かい、相談したことがきっかけで今回の企画が始まりました。
白の和紙で貼り替えるだけでなく、アレンジしたアイテムも用意しました
もともと和紙の知識が全くなかった僕ですが、加茂さんに一から和紙の事を教えていただき、和紙でできる可能性と向き合った事で、普通に貼り替えるだけではなく新たに創作し、蘇らせる事ができました。