LIFE story No.1 【 KIYATA 】

KIYATA(キヤタ)はスリランカの言葉、シンハラ語でノコギリの意味。
KIYATA(キヤタ)はスリランカの言葉、シンハラ語でノコギリの意味。
ともにスリランカと所縁があった若野忍さん、由佳さんのご夫婦が始めた木工ユニット。
森の奥深く 人間以外の者達が 来る者をもてなしてくれている場所
森の奥深く 人間以外の者達が 来る者をもてなしてくれている場所
そこにあるものは・・・
KIYATAの作品はそんな物語の中で生まれてきます。
森で採集の旅をつづけるKIYATAキャラバン。
旅の途中に子どもが生まれたり、結婚式があったり、
家を建てたり、お祭りやお洒落したり…
そんな人生のさまざまなシーンで出逢うように生まれて来る作品たち。
キャラバンは毎日木を彫りながらKIYATAの森を旅しています。
若野忍さん、由佳さんのご夫婦が始めた木工ユニット。
2008年、西東京市に住んでいたところからKIYATAは始まった。
その頃は住まいと工房が別々のところにあり、
忍さんは制作に没頭し仕事を打ち切るタイミングが掴めず、
暮らしに向く気持ちのメリハリをうまく付けることができなかった。
体調の事も気遣い、もともとご夫婦ともに自然の多い場所に住みたいという思いもあり、
その事をきっかけに住まいと工房が一ヶ所になるような新しい拠点を本格的に探し始める。

なかなか思うような物件に出会えない中、
由佳さんの母親が飯能にある旅館「大松閣」が好きで、
その辺りに望んでいるような物件があるような気がする、
という話から飯能にも目が向くように。
2008年、西東京市に住んでいたところからKIYATAは始まった。
その地で最初に出向いた不動産屋。
物件を案内する前に近所の湧水スポットや、
近隣の良い環境の情報を先に教えてくれるような町に愛のある方と出会い、
飯能の温かさを受けた。
KIYATAの状況や感覚も理解してくれ、紹介してもらったのが今の物件。
KIYATAの状況や感覚も理解してくれ、紹介してもらったのが今の物件。
不動産屋の方が親切に案内してくれたのも、若い方や子供が増えて欲しいという
飯能愛があったからこそ温かく迎え入れてくれ、
二人にとっても理想的な環境を与えてくれた。
広い空を見上げたときに気持ちの良い環境で仕事ができている喜びを強く感じられたと忍さん。
制作に疲れても、一歩アトリエの外に出れば遠くまで見渡せる景色があり、
広い空を見上げたときに気持ちの良い環境で
仕事ができている喜びを強く感じられたと忍さん。
そこにあるものは・・・ KIYATAの作品はそんな物語の中で生まれてきます。
最初は子育てもあり大変ではあったが、地域の方から
色々声をかけてもらえるような機会も増え、
環境にも馴染み、知り合いや仲間が増えていった。
“早く行きたければ1人で行くといい 遠くへ行きたければみんなで行くといい”
今までご夫婦でしていた仕事は、ほかの人たちと一緒に仕事を進めるキャラバン編成に。
関わる人それぞれの得意分野を活かし、
仕事の幅とバリエーションも増えた。そこで感じた二人の教訓は

“早く行きたければ1人で行くといい 遠くへ行きたければみんなで行くといい”

飯能に移ってきてから生まれたご縁、関わる人たちの協力、
与えられたあたらしい暮らしの旅は確実にその地の森に根差しはじめている。