事務作業用にずっと使い続けているKEVIデスクチェア。
座面と背がプライウッドのタイプは格好良いですが、この80年代頃のオジサンっぽい存在感がないデザインのタイプを気に留めず使っています。
気に留めず使い続ける事は洋服で言えば、着続けてちょっとやれたTシャツに無意識に毎回手が伸びてしまうような、安心感が似ている気がします。でもいよいよボロボロ過ぎていい加減もう諦めようかな、と思った時にそのTシャツの存在と自分の関係に気が付き、別れる惜しさのようなものが心の中に現れてきます。
この椅子も年末に大掃除をした時、ウレタンがもう機能していなく、綻び加減もちょっとどうかな?と気が向く機会がありました。座り心地のポジショニングはいつも安心感を与えてくれているので、やっぱりこれがいいなと張り替えを選択。
2021年に向けて気分を少し新しくしたかったので、レンガ色のストライプを選択。オジサンぽさは残しつつ、伯父さんくらいになるようにしてみました。
前よりもちょっと身だしなみを整えてくれた椅子は、僕に内面を感じさせてくれる優しいお洒落な伯父さんになりました。